研究・開発
ワンちゃん・猫ちゃんが毎日食べるペットフードは健康の源です。常に安全・安心なペットフードを皆様に提供するためには毎日の研究が欠かせません。
ペットラインは、日本で暮らす愛犬・愛猫に最適なペットフードを研究・開発し、国産メーカーだからこそできる強みを活かしています。
研究開発センターのご紹介
茨城県つくば市にある、研究開発センターにて、獣医学・動物学・栄養学・食品化学など、獣医師を含む幅広い分野の専門家集団が、最新の設備と豊富なデータを駆使し、研究開発に取り組んでいます。
牛、豚、鶏などの動物たちの他に、約60頭のワンちゃん、約50頭の猫ちゃんが暮らすペット舎があり、ワンちゃんと猫ちゃんに協力してもらいながら、日夜、より良いペットフードを開発するための研究活動が行われています。
同センターは、食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000の認証を受けています。
ペットフード開発の様子
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情報収集
国内・外の情報を集めているライブラリーには栄養学などの最新の文献はもちろん、一般的なペット情報誌もそろっています。
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栄養バランスを決める
専用の配合設計システムを使い、ワンちゃんや猫ちゃんに最適な栄養バランスとなるよう、ペットフードの原材料の配合割合を決めます。
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栄養成分の分析
原材料の栄養成分の分析をしてペットフードの栄養を設計する際に役立てています。
また、製品や試作品についても分析し、水分、たんぱく質、脂質、炭水化物、繊維、灰分などの栄養成分が設計通りになっているか確認します。 -
微量成分の分析
アミノ酸やビタミン、ミネラルなどペットフードにわずかな量含まれている成分の分析も行います。
また、有害物質が含まれていないか分析し、安全確認をしています。 -
微生物検査
原材料や製品にサルモネラ菌などの有害な微生物や細菌がいないか検査し、ペットフードが安全であるか確認しています。
検証と測定
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おいしさを調べる
栄養バランスに優れ、より美味しいペットフード作りのために、毎日ワンちゃんや猫ちゃんが好む味を研究しています。
写真では2つ用意したペットフードのどちらを良く食べるかを判定しています。 -
ペットフードの消化具合を調べる
ペットフードの栄養成分がきちんと吸収されているかを糞尿の成分を分析することで調べています。
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尿pHを測る
ペットフードを与えたワンちゃん・猫ちゃんの尿pH値が設計通り弱酸性になっているかを調べます。
※尿pHは犬の下部尿路疾患(C.L.U.T.D)や、猫の下部尿路疾患(F.L.U.T.D)に深く関わっていることがわかっています。 -
ペットフードの硬さを調べる
ペットフードの硬さを測ります。
ワンちゃん・猫ちゃんにとって食べやすい硬さになるよう、決められた基準通りであるかを確認しています。 -
健康診断
研究開発センターで暮らすワンちゃん・猫ちゃんがいつまでも健康に過ごせるよう定期的に実施しています。
また、健康であると確認することで皆様にお届けするペットフードの安全性も同時に確認できています。 -
たまには、のんびり。
毎日大忙しのワンちゃんや猫ちゃんですが、休憩時間にはかわいらしい素顔も見せてくれます。